ネックレスで資産運用!?顧客が創り出す商品の新たな切り口とは??

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ここ数年、上がり続けている金相場。

今年も上げ下げを繰り返しながらも、高い位置で推移していましたよね。

そのため、金を購入して資産運用をするという方も増えているという話も聞いたことがありますが、そんな中、金をちょっと別の形にして資産運用するという動きが広がりつつあるんだそうです。

その別の形というのが、金の喜平ネックレス。

マーケティングの品格-喜平ネックレス

つまり、金を加工して作った喜平ネックレスを購入して、アクセサリーとして楽しみながら、資産運用をするというわけですね。

ちなみに、この喜平ネックレスは加工の手間がかかる分、価格は地金より高いんだそうですが、宝飾店の田中貴金属ジュエリーでは、プラチナ製の喜平ネックレスの販売本数が、前年の6倍に膨らむなど、資源価格の上昇に伴い、購入者もどんどん増えているんだそうです。

やはり、アクセサリーとしても楽しめるということもあって、資産運用だけが目的の地金よりも手を伸ばしやのか、購入者はこれまでの客層とは違う40〜50代の男性が多いということで、宝飾店としても、この資源価格の上昇は、顧客層を広げる好機になるのかもしれませんね。

それにしても、この金相場の高騰とともに喜平ネックレスの人気が高まるということは、宝飾店としては、それほど想定していなかったか、少なくとも狙って戦略を立てたりはしていなかったのではないかと思います。

たしかに、宝飾店は宝飾店なので、宝飾品を販売するのが本業ですから、そこまで考えていないのも仕方が無いことではあるんですが、このように自社の商品を購入者がどう使うのかを考えると、こうした面白い使われ方が他の商品でもたくさんありそうですよね。

製造・販売する側が、思いもよらない使い方をユーザーがするというようなことが。

そう考えると、企業としては自社で扱う商品がユーザーにどういう使われ方をしているのかを観察することはとても大事で、それを知ることで、また別の切り口からその商品を販売していくことができますよね。

そうなると、この喜平ネックレスのように、顧客層や顧客数も増えていく可能性も大いにあるというわけです。

現在、デフレ宣言がされている通り、業界によっては、値下げ値下げでデフレスパイラルに陥っています。

そうした企業は、売上や顧客数を増やす・維持するために値下げに走ってしまっているわけですが、この喜平ネックレスのように、自社の商品を別な角度から見つめ直して、新たな価値や新たな顧客を掴むということも十分にできるわけです。

こうした視点を持つことは、その業界にどっぷり漬かっているほど見えなくなってしまうものですから、あえて意識して物事を考えたり、若い社員の創造力ある視点や他業界の動きからヒントを得るということが非常に重要になります。

この喜平ネックレスの事例を参考にしながら、とにかく自社のビジネスに枠を作らずに、様々なところに目を向けて、この不況下での価値の創出を目指してみてはいかがでしょうか。




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