サンプリングカフェSBY
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以前、このブログでもサンプルに関する記事を取り上げたことがございますが、本日、あのSHIBUYA109にサンプリングカフェがオープンしました。
その名もアタラシモノ発見SHOP『SBY』。
“アタラシモノ発見”・・・どこかで聞いたような聞いたが気がしますよね。
サンプル・ラボは、このブログでも何度か取り上げましたが、やはり似たようなモノが出てきましたね。
さて、それではこの『SBY』の特徴的な部分を見てみましょう。
まず、『SBY』の最大の特徴は、ご存知SHIBUYA109にあるということで、ターゲットが完全に女子高生やギャルなど、若い女性に絞られているということですね。
そのため、提供しているサービスも“ならでは”のものばかり。
例えば、ティーン系雑誌が読み放題のマガジンエリア。
ここでは、様々なファッション雑誌の最新号を常時揃え、正に流行発信基地SHIBUYA109に相応しい情報源となっています。
一方、メイクアップエリアなんていうコーナーもあります。
ここは、何と店舗内にメイクブースが設けられ、そこには発色の良いライトが設置されている他、コットンや綿棒、ティッシュといったメイクの必須アイテムが備え付けられており、外見に非常に敏感な年頃の女性達にとっては、とても良いスポットと言えるでしょう。
しかも、コンセントも設置されているので、コテを使ったヘアスタイルのセットやメイク中に携帯電話の充電もできたりなど、本当にこの世代向けという環境になっています。
そして、ギャル定番のタピオカドリンクやポップラップ、スパイラルロールなどを取り揃えた、FOOD&DRINKエリア。
その他にも別なコーナーもありますが、こうしたフロアの一角に、サンプルを試したり、貰ったりすることの出来るサンプリングエリアがあるという、そんな作りになっているわけです。
いやぁ、これを聞いただけでも、強烈な場所だな〜と想像が付きますよね。
ターゲットとなっている、女子高生やギャル以外は、近寄り難いような印象を受けてしまいます(^_^;)
しかし、逆に言えば、女子高生やギャルには魅力的なスポットであり、運営しているオゾンネットワークにしてみれば、想定通りと言えるでしょう。
何か、女子高生やギャルの“リアルなポータル”という感じを受けますよね。
こうした“リアルなポータル”を設けてターゲットを集客し、そして、そのターゲットに向けたサンプルを提供し、テストマーケティングをしたり、クチコミへと繋げていく。
そんな、ビジネスモデルが見えますよね。
そして、そのサンプルについて、友達とドリンクを飲んだり、メイクをしたりしながら、話をしたり、評価をしてみたり。
以前、ご紹介したトラベルカフェのような要素も少しあるのかもしれませんね。
最近、このブログでも再三お話していますが、世の中がインターネットへどんどん邁進している今だからこそ、その逆の、こうしたリアルなスポットの重要性、効果が非常に高まってきています。
そういう観点で見てみると、今回の『SBY』は、「サンプル・ラボ＋トラベルカフェ＋α＝女子高生・ギャルの“リアルなポータル”」という、ターゲットを絞った強烈なリアルスポット言えますよね。
今の時代は、価値ある情報やリアルな情報、またこうした強いインパクトを持つ情報は、インターネットで二次情報、三次情報として、どんどん増殖されていきます。
したがって、ビジネスの世界で考えれば、企業は、価値ある一次情報を発信していくことが非常に重要ですし、その一次情報が、インターネットではなく、この『SBY』のようにリアルな情報であれば、その情報の価値やインパクトは更に強くなるのです。
インターネットの情報が氾濫しているからこそ、価値ある一次情報に意味がある。
インターネットの情報が氾濫しているからこそ、リアルの情報がインパクトを持つ。
こうした時代だからこそ、情報の価値を高めたり、時流の逆を行くということが非常に重要であり、有効になってきているわけです。
ですから、皆様も二次情報、三次情報ではなく、是非、価値ある一次情報を創出する側に回ることを心がけてみてください。
そうすると、今後、情報が氾濫すればするほど、その自社で発信している情報が、ますます価値ある情報になっていくと思います。
それにしても、この『SBY」は色々な意味で強烈でしたね。
これで、若者の街渋谷の象徴SHIBUYA109が、ますます流行の発信基地となっていきそうですよね。
おそらく、この今日オープンして、明日、明後日の土日で、相当な情報がインターネット上に流れることでしょう。
二次情報、三次情報が広がる勢いの凄さにも、是非注目してみてくださいね。
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