人間失格

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かの有名な文学作品、太宰治氏の『人間失格』という本がありますよね。



この『人間失格』の表紙が、6月末からリニューアルされたのを、皆さんはご存知でしたでしょうか?



どのようになったかというと、漫画、映画でも有名な「DEATH NOTE(デスノート)」の作画をなさっている小畑健氏がイラストを描いたもので、「デスノート」の主人公・月(ライト)を思わせる学生服姿の男の子が不敵な顔で座るデザインなんだとか。



人間失格 (集英社文庫)



こんなにも有名な文学作品の表紙を、小畑さんのような、今をときめく人気漫画家に任せるというのは、なかなか勇気があることですよね。



でも、この表紙をリニューアルしてから、ものすごい売れ行きなんだそうですよ。



もちろん、これまでも52年初版の新潮文庫では602万5000部、90年初版の集英社文庫でも40万部と、大ベストセラーだったわけですが、この6月末の新装版発行以来、約1ヶ月半で7万5000部と、古典的文学作品としては異例の売れ行きとなっているんですって。



ただ、ニュースや書店でも、この小畑氏がデザインしたということは、6月から今に至るまで、ほとんどしていないはずですよね。



知っていた方はいらっしゃいますか?



少なくとも私は、一度たりとも目にしたり、耳にしたりしたことがありません。



そうなると、やっぱりデザインの勝利なんだなぁと思ってしまいます。



やはり、本屋に行って、膨大な数の、しかも、似たような内容の本の中から手に取るものは、やはり表紙のデザイン・色が目立っていたり、タイトルが引っ掛かったりしたものですよね。



また、パソコンのメールを考えても、メールのやり取りやメールマガジンの増加で、メール受信数が増えている今、受信者に開封していただくために重要なのは、メールの中身云々よりも、まずはタイトルですよね。



はたまた、インターネットの検索においても、上位表示させたり、タイトルを工夫したり、広告文を工夫して、クリック率を上げようと、企業は躍起立っていますよね。



もちろん、本もメールもWebページも中身は重要です。



ただ、その前に相手の興味を惹く「見た目」も、非常に重要であるということも、改めて心に留めておきたいものですね。



いくら良いモノ、良いサービスでも、良さそうに見えなければ人は手に取らないわけですから、中身を充実させたならば、あとは、見た目を試行錯誤した上で、最良のモノにしていくことが重要です。



たかが見た目、されど見た目ですから、皆さんも自社でお取り扱いしているモノの「見た目」はどうなのか、客観的に眺めてみると良いかもしれませんね。



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