ぬりえTシャツに見る、顧客基点の独創的商品開発!!

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ユニクロ が一人勝ちし、他社は大苦戦を強いられているアパレル 業界。

多くの企業が業績の拡大に苦心していることと思いますが、そんな中、驚きの商品で虎視眈々とヒットを狙っている企業があります。

その企業とは、様々な企業とあらゆる商品でコラボ し、商品開発をしている『ランドリー 』。

そのランドリーでは、今回、文具メーカーの『ぺんてる株式会社 』とコラボして、“ぬりえTシャツ”なる商品を発売したのです。

「ぬりえTシャツ!?」と聞けば、皆さんも頭の中できっと想像するでしょう。

「Tシャツにぬりえをするの?」と。

その想像に反することなく、このぬりえTシャツは、正にTシャツにぬりえをするのです。

マーケティングの品格-ぬりえTシャツ

どういう風になっているのかというと、まず線だけがプリントされたモノクロのTシャツがあります。

それに、今回セットで販売されている、ぺんてるオリジナルの16色の布用クレヨンで、自分の好きなようにぬりえをするのです。

そして、そのぬりえをした後にアイロンをかけます。

すると、自分で塗った色が定着し、その後は洗濯も可能になるというというおもしろい作りになっているのです。

なるほど〜という感じですが、こうして自分だけのTシャツができるというのは、とても嬉しいですよね。

しかも、色も16色もありますから、どんな風に仕上げるのか、想像しただけでワクワクしてしまいそうです。

今回は、大人用、子供用とサイズも多数用意してあるようですから、親子のペアルックにも良いかもしれませんね。

ちなみに、このモノクロTシャツとクレヨンは、どちらか単品での発売はしないということで、完全なるセット販売になっているわけですが、布用クレヨンは、ぬりえ後も通常の紙に書いて使用することができますから、後々も子どものお絵かきやぬりえの道具として、無駄なく使えるというメリットもあるんだそうです。

しかし、このぬりえTシャツ、「こんな売り方もあるんだなぁ・・・」と感心してしまいますよね。

おそらく、デザイナーがデザインしたものを販売するという通常のアパレル会社にとっては、思いもよらない発想だったのではないかと思います。

かといって、独創的すぎて市場にマッチしていないのかというと、そうではないわけで、モノが飽和している中で、オリジナルの自分だけのモノが欲しいという、現代の消費者のニーズにもしっかりマッチしています。

最近は、メーカー視点でのモノ作りではなく、マーケットイン ということもよく言われますが、これは正にその通りで、たとえ業界の常識から外れたとしても、顧客としっかり向き合って、顧客のニーズに沿った商品を作ることが、商品開発で最も重要なことであると同時に、ヒットの重要な1つの条件なのではないかと思います。

とにかく、商品開発も、商品改良も、顧客が基点でなければならないわけです。

そういう意味で、このぬりえTシャツの商品開発の仕方は、とても参考になりますよね。

もちろん、アイディアを考えることはそう簡単なことではないわけですが、やはり、一番は顧客を知ることです。

そして、それと同時に、こうした世の中の様々な事例を、業界の枠にとらわれることなくことなく参考にし、自分のビジネスに取り入れていくことが重要なのではないかと思います。

ぜひ皆さんも、このぬりえTシャツなど、世の中の様々な事例を参考にしながら、自社の商品やサービスの開発に取り組んでみてはいかがでしょうか。

その時に重要なポイントとなるのは、メーカー視点ではなく、顧客基点であるということは言うまでもありません。

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