『遺言書キット』に学ぶ、ハードルの上下とマーケットの関係とは??

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近年、テレビや新聞などでその重要性が取り上げられることが増えている「遺言書」。

その影響もあり、近年は遺言書を作成する人が年々増えているそうですが、多くの人たちにとって、遺言書を書くということは、結構“ハードル”が高いものですよね。

やはり、遺言書は法的に有効でなければ意味がありませんから、書き方にもルールがあります。

しかし、そうしたルールもなかなか一般の人には縁が無いものなので、いざ遺言書を書くというときには、弁護士や司法書士などに相談したり、本やインターネットで調べたりするわけですが、こうして書き方を調べて用紙や封筒を準備する間に、面倒に感じて作成を諦めてしまう人も少なくないんだそうです。

とはいえ、遺言書は残された家族のためにも、なるべく早くから準備しておきたいもの・・・。

そんな人々の悩みを解決する商品が、今年6月に発売されました。

その商品とは、コクヨS&T株式会社が6月15日に発売した、『遺言書キット』。

マーケティングの品格-遺言書キット

この遺言書キットは、初めての人でも自筆証書遺言を作成できるように、漫画と分かりやすい説明で書き方を紹介した「遺言書虎の巻」ブック、コピー予防機能を備えた遺言書用紙、開封すると元に戻せないセキュリティ使用の封印用封筒、そして、下書き用紙に保管用台紙と、遺言書作成に必要な5点をセットにした商品で、私たちの遺言書作成を強力にサポートしてくれるものになっています。

しかも、この遺言書キットは、日本最大級の弁護士紹介サイト「弁護士ドットコム」からの特別協力を受けており、遺言書キットの購入者を対象に、コクヨの遺言書キット公式ホームページに設けたアンケートに回答すると、弁護士ドットコム内の弁護士インターネット法律相談を、通常より1,050円安い2,100円で依頼することができるという特別のキャンペーンを設けるなど、法的な部分のサポートもバッチリな内容になっているのです。

やはり、私たちにとって、遺言書作成の一番のネックは法的に分かりにくいという部分ですから、こうしたサービスは嬉しいですし、これなら初心者でもできそうと思えますよね。

冒頭に、多くの人にとって、遺言書作成はハードルが高いものであるということを書きましたが、こうして見てくると、この遺言書キットは、そのハードルを大きく下げてくれる商品であると言うことができると思います。

つまり、この遺言書キットという商品自体が、人々と遺言とのパイプ役になったということですね。

ちなみに、商品やサービスは、人々にとってのハードルが上下すると、マーケットや使われ方が全く違ってきます。

この遺言書キットにおいても、この商品の登場によって、これまで遺言書を敬遠してきた人々にも間口を広げることができる他、夫婦の記念日にお互いへのプレゼントとして遺言書を作成するなんていう用途も最近増えてきていると聞きます。

よく保険や不動産など、その業界やサービスが分かりにくいものには仲介業が成り立つということが言われますが、その仲介は何も企業や人である必要はありませんし、こうした1つの商品も十分そうした存在になり得る可能性があります。

ほとんどのビジネスは、人々の役に立ったり、利便性を提供したり、困り事を解決するようなものばかりです。

皆さんも、人々をよく観察して、需要を掴み出し、それをビジネスの立ち上げや商品・サービスの開発に活かすというビジネスの基本にもう1度立ち返ってみると良いかもしれません。

この遺言書キットによって、遺言が私たちにもっと身近なものになることを期待したいですね。





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