美女2人組がイギリスの男たちを動かす!?

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日本にもファッションアドバイザーと呼ばれる人たちがいますが、ファッションの本場イギリスには、さすがに本場だけあって、すごいファッションアドバイザーがいるものです。

ロンドン

その名もトリニー・ウッドールとスザンナ・コンスタンチンの美人女性2人組

この彼女たちが、今イギリスで人気を博しているというのです。

それでは、彼女たちがどんなアドバイスをするのかと言いますと、まずターゲットとなるのは、イギリスのダサダサの男たち。

まずは、彼らに超辛口のダメ出しをするのです。

その程度と言ったら、もう侮辱のレベル(笑)

私も最初に見たときは、笑ってしまいました。

そんな彼女たちなのですが、そもそも彼女たちがファッションアドバイスを始めたのは、イギリスのダサダサの男性たちを見て、“紳士の国・イギリス”に相応しくないと不満の持ったのが始まりなんだそうです。

そこで、まずはダメ出しをしたわけですが、彼女たちがすごいのはむしろここからなのです。

それでは何をしたのかというと、男たちがもっと自分に似合う服を誰でも簡単に選べるようにしようと、『男のファッションマニュアル』を作成したのです。

このマニュアルは、イギリス人男性の体型を、痩せ型、ビール腹、首が太いなど6体型に分けて、その体型ごとに、正しい着こなしと間違った着こなしのルールを明文化し、パンフレットポスターにまとめたものなんだとか。

例えばビール腹の男の人はというと、縦のラインが強調されるストライプシャツがおすすめですが、腹のふくらみの目立つ、体にフィットするTシャツはNGとか、そんな具合に分かりやすくまとめられているわけです。

こうなると、男性たちも自分がどんな服を着たら似合うのか、だいぶ分かりやすくなりますよね。

日本人もそうですが、イギリスの男性も自分で買う洋服をなかなか自分で決められず、結局奥さんに選んでもらったりする人がとても多いそうなんです。

しかし、こうしたマニュアルがあれば自分で買うべきものも分かりますし、自分がカッコ良くなるためと思えば、自ら買い物に行く気にもなりますよね。

そんな男性たちの気持ちを煽るかのように、彼女たちはさらにすごい仕掛けをします。

それは何かというと、何と彼女たちがデパートの紳士服売り場を貸切にして、ファッションマニュアルを配った男性たちに、実際に自分で買い物をさせるという大イベントを開催したのです。

もちろん、そこには奥さんをはじめ、女性は立ち入り禁止。

まさに、男性が自分で自分の買い物をする空間を作ったわけですね。

さらに、分かりやすいように、店内をマニュアルの6体型ごとに売り場を分けて、「あなたはこっち、あなたはそっち!」と売り場を案内したのです。

そして、その体型ごとの売り場には、笑えることに、その体型の生身の人間が、コーディネートされた服を着て、マネキンになっているのです。

こうしてイギリス人男性たちは、“紳士の国・イギリス”らしい、カッコ良いファッショナブルな男へと生まれ変わっていくというのが、彼女たちのファッションアドバイスの全容なわけです。

たしかに、自分に似合うファッションというものは、いくらファッション雑誌を見ても分かりにくいですよね。

何というか、流行りは分かっても、自分に本当に似合うものがどうも分かりにくい気がします。

そうなると、お店に行っても何を買うべきか分からないですし、結果買わないので、買い物に行くことも億劫になってしまうという悪循環に陥ってしまいがちです。

しかし、この彼女たちのように、自分に似合うファッションを誰が見ても分かるように明文化することで、能動的に買い物に行こうという気を興すことができますよね。

しかも、デパートも巻き込んでしまうと、デパート側にとっても願ったり叶ったりでしょう。

日本では、このように外部の人間が、デパートの中のイベントを作り上げるなんていうことは聞いたことがありませんし、見習うべきことでもありますよね。

こうした彼女たちの“世の中の動かし方”は、ファッション以外の分野においても十分活かせると思います。

この事例を参考に、皆さんも世の中に対する仕掛けを考えてみてはいかがでしょうか。

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