空き家も見方を変えれば“宝”になる

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現代は、都市と地方の経済格差が大きくなり、地方経済の衰退や過疎化もあらゆる地域で見られるようになっていますよね。

当然、過疎化が進んでいけば、増えるのは空家や空き店舗。

その結果、シャッター商店街や空家への放火等のいたずらが、各地で起きてきてしまっています。

そんな中、福島県の会津地方を管轄する福島県会津地方振興局では、会津地方の6市町村の空き家情報などを紹介する、『空き家・地域情報サイト』を3月27日に公開しました。

会津地方も例外ではなく、過疎化や地域経済の低迷により、空き家が増えてきているわけですが、この福島県会津地方振興局では、空き家は“地域の宝”と考えて、空き家をどう活かすかということを考えてきたらしいんですね。

そして、会津大学短期大学部の学生たちと協力して、空き家のデータベースを構築し、その物件の基本情報の他、地域の紹介や他の都道府県から実際に会津地方に移住してきた人へのインタビューなども掲載した、この『空き家・地域情報サイト』を制作したんだそうです。

こうした情報を、田舎暮らしを考えている都市部の人々などに提供し、定住や2地域居住をしてもらい、空き家の有効活用や地域の人々とのつながり、さらには地域の発展を狙っているわけですね。

私も実際にこのサイトを見てみたんですが、正直に言うと、普通の不動産会社のように、その物件単体で販売をしていたらなかなか売れないだろうなぁと思うような物件が多いです。

しかし、こうした物件も、“会津”という地域の自然や歴史や食など、地域の魅力とセットで販売することで、売れる可能性がぐ〜んと大きくなるわけですね。

空家

以前、このブログでも「モノの提案からコトの提案へ」という記事を書きましたが、単体売りではなく、付加価値をつけた提案の重要性を改めて感じますよね。

こうした取り組み、またはこれに似たような取り組みは、岩手県の遠野市など、他の市町村でも行われているようですし、今後ますます広がっていくことを期待したいですね。

そうすれば、空き家への放火等の犯罪の防止や過疎化が進む地域の復興もなされていくのではないかと思います。

この福島県会津地方振興局が、「空き家=“地域の宝”」と発想したように、モノの見方を変えれば、弱みが強みになったり、モノの価値が向上したりなんていうことはよくあることです。

ぜひ皆さんも身の回りで困っているものなどがあれば、この事例を参考に、どうすれば価値あるものに化けることができるのかなどと思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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