ラジオドラマからマーケティングのヒントを得る

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皆様、TOKYO FMで放送されているラジオドラマ、『あ、安部礼司』という番組をご存知でしょうか?







「今どきラジオドラマ!?」なんていう声が聞こえてきそうですが、このドラマ、結構な人気を集めているのです。




どんなドラマなのかというと、主人公は中堅企業に勤めるごく普通の36歳のサラリーマン、安部礼司。




そのストーリーは、自分の気持ちに素直になれないヒロインや、さわやか系イケメンの恋のライバル、おせっかいなバブル上司という、80年代のトレンディードラマを彷彿させるコメディー調の物語なんだとか。




そして、そのストリーの中の登場人物の会話や挿入曲には、「ガンダム」や「テキサスまで取りに来い」といった80年代のトレンドと、「そんなの関係ねぇ!」などの現代のトレンドが混在したりもしていて、そんな番組展開もリスナーのツボにはまっているというのです。




こうした独特のテンポキャラクター団塊ジュニア世代の共感を呼び、人気はうなぎ登りで、関連グッズなどは即日完売するほど。




現代のラジオドラマにしては、すごいブレイクですよね。




このラジオドラマの番組スポンサーは、日産自動車




20代の消費が低迷する中で、最後の砦といわれる30代の消費動向を掴もうとしているわけですね。




そしてまた、このラジオドラマは、他の様々な企業のマーケティング担当者も注目し始めているんですって。




つまり、他の企業も、この30代が主人公で30代に人気を集めているラジオドラマから、30代の人たちの消費動向を掴もうとしているわけです。




これ、なるほどな〜と思いますよね。




ターゲットとしている人たちが集まる他の媒体、他のコミュニティ、他の業界、他の業種にヒントを求める。




これは、面白いやり方ですよね。




以前、このブログで、コクヨと近畿日本ツーリストが法人向け営業のサービスで提携したという記事を書きました。




この2社も、ターゲットとしているお客さんが重複するため、互いにネット上で紹介し合うということを狙いとしての提携でしたよね。




つまり、ターゲットとする人が一緒ならば、ビジネスが異なっていたとしても、マーケティングのヒントになったり、活用することができる部分はたくさんあるということなんですね。




世の中には、あらゆる人たちにウケているモノもあれば、特定の人たちだけにウケているモノもあります。




そして、自社がターゲットとしてる人たちと同じ層をターゲットとしている企業も、他のサービスを見てみれば多々あるわけです。




ですから、皆様も商品や業界という枠に捉われずに、様々な企業のビジネスモデルやマーケティングを観察してみてはいかがでしょうか。




そういう広い視野と嗅覚を持ってビジネスをしていくことで、そのターゲットのニーズがだんだんと掴めて、自社のマーケティングに更に勢いがついていくのではないかと思います。




ちなみにですが、この『あ、安部礼司』は、ホームページブログなどもありますのでぜひ見てみてください。




これだけでも、結構おもしろいですよ〜☆




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