讃岐うどん
日本で一番有名であり、一大ブームを引き起こした『讃岐うどん』に、ピンチが迫ってきているようです。
讃岐うどんの本場香川県には、うどん店が何と約1100店もあり、少し前には一大ブームにもなりましたよね。
それもあって、讃岐うどんは、今や日本中に広がり、昨年2006年にはこの香川県を舞台にした映画、『UDON』も公開されたりと、まさに絶好調でした。
その影で、以前より香川で問題となっていたのは、讃岐うどんのゆで汁の大量排水。
うどんのゆで汁というのは、でんぷんを多く含むらしく、それが環境に良くないんですってね。
そのため、香川県ではこれまで「排水対策マニュアル」を策定し、自主的な対応を促してきたらしのですが、大きな改善が見られず、この度こうして大々的な問題として、浮き上がってきたわけです。
このうどん店が、香川県に約1100店あると言っても、やはりそのほとんどは、小規模店舗ですから、自主的改善となると、かなりきついのかもしれません。
そういう背景もあり、この度香川県では独自の条例制定を検討したり、地元香川大学と連携した排水処理装置の研究・開発にも乗り出しているんだそうです。
日本の高度経済成長期、今の中国からも分かるように、こうした成長の影には、環境問題が顔を出すことがとても多いです。
成長しているその時は、どこまでそれを拡大できるかに躍起だってしまいがちですが、そんな時でも、長期的な視野を持ってビジネスをしていくことが必要だと思います。
そして、過去の失敗や経験から学べることも、たくさんあるわけですから、先人の知恵に目を向けてみることも非常に大切ですね。
せっかくの名物ですから、讃岐うどん店の方々、そして、香川県には頑張って欲しいですね!
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