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“楽しみながら万が一に備える”大人気お菓子のもう1つの価値に迫る!!

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昨日は、金の喜平ネックレスの新たな価値についての記事を書きました。



宝飾店がもともとアクセサリーとして販売していた金の喜平ネックレスが、ここのところの資源価格の高騰に伴い、アクセサリーとして楽しみながら資産運用もするというものへと、ユーザーが新たな価値を創り出したというお話でしたよね。



今回は、この昨日の事例に関連して、お菓子の業界において、少し似ている事例をご紹介したいと思います。



昨今、新型インフルエンザの感染拡大や異常気象、大地震の予測などもあり、人々の間で非常時の備えの意識が高まってきました。



耐震対策にしても、食料品の備蓄にしても、以前よりもかなり多くの人が非常時への備えをしていますよね。



皆さんのご家庭はいかがでしょうか?



今回はこの非常時の備えの中でも特に重要な非常食にスポットを当てますが、非常食の一番の柱と言えば、やっぱり我らが日本人の主食、“米”ですよね。



やはり、米は保存も効きますし、エネルギーの供給源としても優れていますから、非常時にも重要な食料だと思います。



しかし、私たちの普段の生活もそうですが、やはり米だけだとどうも飽きてしまうという方も多いのではないでしょうか。



それが、非常時ともなればストレスや疲れもたまりますから、尚さらなのかもしれません。



そこで欲しいのが、お菓子などの嗜好品。



“疲れた時には甘いモノを!”とよく言うように、非常時の嗜好品は案外重要なアイテムだったりするわけです。



そんなところに着目して、一部のお菓子メーカーでは今夏、非常時用のお菓子を販売し始めました。



まずその先がけとなったのが、森永製菓



森永製菓では、今年8月、同社のロングセラー商品のビスケット「マリー」と「ミルクキャラメル」を5年間の長期保存が可能な缶タイプで発売しました。



何でも、ビスケットは腹持ちがよく、また、キャラメルは10粒でご飯約1杯分の高カロリー栄養食ということで、非常食としては理想的と言えるらしいですね。



一方、ロッテも森永製菓と同時期に、同社の人気商品「コアラのマーチ」の保存缶を数量限定で発売しました。

マーケティングの品格-コアラのマーチ

こちらはNTTの協力を得て、缶の裏に災害伝言ダイヤルの手引書を印刷する凝り様で、災害時にいろいろな意味で役立ちそうな商品になっています。



こうして非常食として新たな価値を創り出したこれらの商品ですが、やはりお菓子はお菓子ですからパッケージは可愛らしいですし、マニアのような人からすれば、非常食という用途だけでなく、コレクションとしてもぜひ買っておきたいものですよね。



長期保存が可能ということもありますしね。



以前このブログでも、サイズやパッケージを変えることでマーケットが変わったりするということをお話してきましたが、この非常食用として“缶”に入れたお菓子も同じことが言えますよね。



そして、今回は世の中が新型インフルエンザの感染拡大や自然災害への関心が高まっているところに、企業側が自ら仕掛けたのも功を奏したのではないかと思います。



昨日の金の喜平ネックレスの場合は、ユーザーに後から企業が追いついた感じですが、この菓子の非常食は企業が消費者のニーズを先取りして仕掛けたということが見受けられます。



やはり、これからの時代、企業としては顧客と対話を積み重ねながら、関係を深化させ、こうした顧客の価値を発見し、確認し、実現していくということがキーポイントになってきます。



つまり、メーカーはこれまでのようなメーカー発想から脱却し、顧客の価値を知り、それを実現するモノづくりが必要になってくるということですね。



現在は、多くの企業でそれが出来ていないというか、各社の経営の要素には「人・モノ・金」しかなく、「顧客」という要素が欠落してるため、顧客との関係を深めるとか顧客の価値といった発想すらなく、結果、コモディティ化、価格競争という、負のスパイラルへと突入しています。



そうではなくて、企業にとって売上と利益をもたらす唯一の存在である顧客をケアし、顧客の価値を実現することが企業の価値を実現するという仕組みを、組織として作っていかなければならないのです。



何もそれはメーカーだけではなく、全ての企業がです。



話がだんだん大きく膨らみましたが、つまるところ、これからの時代、企業は顧客と関係を深め、価値をいかに知り、実現するかが鍵となります。



昨日の喜平ネックレス、そして今回の非常食としてのお菓子も、狙ってやったかどうかは別として、どちらも商品の表だけを見ていたのでは分からないことで、顧客を知った結果の産物と言えます。



今後は、企業はこうしたことを、今後、戦略として、仕組みとして組み込んでいかなければならないということですね。

それが、このコモディティ化や値下げ競争という消耗戦に陥らないための方法ですし、逆にこうした仕組みを作ることができない企業は、成熟化に超少子高齢化がダブルで押し寄せ、パイがみるみる縮小する日本において、淘汰されていくのは明白ではないかと思います。

多くの企業の経営者が、今回の不況はこれまでの不況とは違う、これまでのやり方では乗り切れないと感覚的に感じています。

しかし、ではどうしたら良いのかという具体論が無いのです。

では、どうしたら良いのか。

それは、組織としてカスタマープリンシプルを持ち、それを実行することに尽きるのではないかと思います。

一部の企業は、それに気づき、実行し始めています。

やった企業は生き残り、やらない企業は淘汰される。

日本企業は、経営のパラダイムを変える時を迎えているのかもしれません。





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