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値下げ商品は消費者が決める!?“値下げ競争下での”東急ストアの優れた戦略に迫る!!

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この世界的経済不況の中、各業界は値下げ競争に突入し、目先の利益をどう獲得するかに躍起になっています。

こうした値下げ競争は、どこかが下げればライバルの競合他社も後を追って値下げをしますから、結果として業界全体が利益の出ない体質となり、消耗戦になってしまうのがオチです。

我が家の近所にも、道路を挟んで2件のスーパーマーケットがありますが、大々的に値下げチラシを打ち合って、まさに消耗戦に突入しています。

日本企業は、こうした消耗戦、人・モノ・金のコスト管理経営から抜け出さなくてはならないのは、すでに以前このブログでも詳しく書いた ところですが、今日はそれは一先ず置いといて、この値下げ競争におけるちょっとおもしろい事例を取り上げてみたいと思います。

その値下げを行っている企業とは、皆さんもご存知の方が多いと思いますが、あの『東急ストア 』です。

マーケティングの品格-東急ストア

では、東急ストアではどんな取り組みをしているのでしょうか。

普段から東急ストアを利用している方はよくご存知かもしれませんが、こちらでは毎月19日に、値下げしたい商品を消費者自身が自由に決められるという、ちょっと変わった値下げの仕方をしているのです。

どういうことかというと、東急ストアでは毎月19日に、“勝手値(かってね)シール”という20円の値引きシールが10枚付いたシートを入口で配り、消費者はその値引きシールを自分が値下げしたい商品に貼って、そして、総額200円の値下げを受けるというわけです。

もちろん配布は先着順で、店の規模によって200〜600人ぐらいのお客さんに配るらしいですが、このユニークな値下げ制度にこの不況も相まって、今では30分もたたないうちに勝手値シールが全部無くなってしまうという盛況ぶりなんだそうです。

やはり、冒頭にも書きましたとおり、今はどの店も同じように値下げをしているわけですが、どのお店も、普通はお店側が値付けや値下げ商品を決めますよね。

しかし、この東急ストアでは、その値下げの対象を自分で選べるということですから、お客さんにとっての“お得感”というのは、通常のお店に比べると、格段に高まるのではないかと思います。

皆さんも日々感じていることと思いますが、今はどこのお店も値下げということで、消費者も安易な値下げでは付いてこない時代になってきています。

そんな時代の中でお客さんを自社に取り込むには、こうした消費者心理をうまくくすぐる仕掛けというのが非常に重要になってくるわけですね。

他社の値下げに対抗するために、さらに値下げをするというのは、利益を圧迫する消耗戦になります。

そうではなくて、どうせ同じ200円の値下げをするなら、その方法をちょっと変えてみようというのが、今回の東急ストアのやり方なわけです。

おそらくですけど、こうして消費者に値下げ商品を決めさせる値下げ方法の方が、無駄な利益をそぎ落とすことなく、且つ、集客効果やお財布の紐を緩める効果もあり、結果的には、儲かるのかもしれませんよね。

様々な業界で値下げ競争が行われているわけですが、値下げしか術がないのであれば、東急ストアのようなこうしたやり方もあるということです。

とはいっても、こうした値下げは目先の対処でしかありません。

日本企業がこの超少子高齢化、成熟化社会においてすべきことは、かつての経営の三要素である「人・モノ・金」に「顧客」という新たな経営の基盤を加え、顧客との関係深化を図り、顧客と共生・共歓・共育の関係を築き、顧客と企業とが共通の価値を実現することを政策として、行動を共にしていくことなのです。

東急ストアのこの勝手値シールは、この値下げ競争下においては非常に優れた取り組みということができますが、このやり方も、長期的には絶対に続かないことを断言して、今日のブログの結びとしたいと思います。

パラダイムは、確実に変わる時を迎えているのです。





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