『オカムラいすの博物館』に見る、自社のポリシーの伝え方!!

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様々な商品やサービスが次々と開発され、私たちの生活環境は、年々、いや日に日に便利になってきています。



それは、私たちのビジネスの環境も同様でしょう。



オフィスも、昔では考えられなかったような快適な環境になってきていますし、仕事をするツールもパソコンをはじめ様々なものが普及し、どんどん利便性や効率性が高まってきていますよね。



そんな快適なオフィス環境を我々に提供してくれる会社の1つが、オフィス家具最大手の岡村製作所



そのオカムラで、先月同社の技術を結集させた施設がオープンしたのをご存知でしたでしょうか。



その施設とは、『オカムラいすの博物館』。

マーケティングの品格-オカムラいすの博物館

どういうものなのかというと、これまでの歴代のオカムラオフィスチェアを展示した施設で、同社の永田町のオフィスの3フロアを改装して、この度オープンさせたんだそうです。



そして、このオカムラいすの博物館には、新しい椅子はもちろんのこと、全国の支社や顧客に依頼までして集めた骨董品的な椅子も展示されているほか、オカムラ椅子作りの歴史を映像で見ることができるシアタールームや、人間工学に基づいたオカムラのオフィスチェアの設計を学べるコーナーなどもあり、この博物館にオカムラのオフィスチェアの全てが結集されているような施設になっています。



中には、オフィスチェアに混じって、NHKホール小田急ロマンスカーなどの椅子も展示されており、こんな椅子もオカムラで作っていたんだと驚かされる人も少なくないようです。



しかし、冷静になって考えてみると、こうして自社の製品で博物館が開設できるというのは、すごいことですよね。



しかも、こうした博物館を造ることで、岡村製作所がどういう考えのもとで、どういう技術を使い、どのような製品を作り上げてきたのかという、いわゆるポリシーと理論を内外に発信することができるわけですから、その効果も結構大きいのではないかと思います。



つまり、顧客には自社のブランド価値を高めることができますし、社員には社員教育や士気の向上にもつながるということですね。



とは言っても、「そんなに展示するほどのものが、うちの会社には無いよ〜」なんていう声も聞こえてきそうですが、決してそんなことはないと思います。



だって、皆さんも何か商品やサービスを作る時は、お客さんのことを思い浮かべながら、想いを込めて真剣に作りますよね。



そして、それは売れようが売れまいが、皆さんの会社のポリシーと理論が詰まった、想い入れの深い立派な製品であり、皆さんの会社の結晶なわけです。



どんなに上手な言葉よりも、そういう想いを形にしたものの方が、他人にも伝わっていくのではないでしょうか。



ですから、皆さんも岡村製作所のようにとまではいかないまでも、自社のあり方を上手に内外に発信することを考えてみてはいかがでしょうか。



もちろん、Webでこういうこともできますが、Web時代だからこそリアルなものへの価値が高まっていますので、やる時にはこうした点も考慮するとより効果が上がるかもしれませんね。



ぜひいろいろとアイディアを考えてみてください!

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