優秀な女性はどこ?掘り出し物を集めて優位に立つ経営戦略とは!!

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売り手市場と言われた昨年までの就職戦線も、昨今の世界的な金融危機によりその状況は一変し、今や来春入社の学生の内定取り消しまで出るという異常な事態になってきました。



わずかの間でこれだけ変わるのかと思いますが、こうした就職市場の変化は、当然人材系の会社にも大きな影響をもたらします。



人材会社にとっては、新卒を集めるのも、転職組を集めるのも、派遣もスカウトもなかなか難しい状況になってきていますよね。



しかし、そんな状況でも人材を求める企業は当然あります。



そんな中で、最近注目を集めているのが、女性を対象としたスカウト。



女性の社会進出もだいぶ当たり前になってきた日本企業ですが、最近、その女性を管理職に据えようとしている企業が増えてきているのです。



これまで男性が中心だった建設会社の営業職に女性のリーダーを迎えたり、人事や社会貢献系の事業、あるいは、女性向けのサービスを行う会社では、これまで以上に女性を登用するケースが多くなってきているんですね。


オフィス

しかし、女性の人材を求める企業にとって、またそうした人材を求める人材会社にとって大きな悩みの種となっているのが、こうした人材の少なさなんですね。



特に、20歳代後半から30歳代後半で管理職や幹部候補生として即戦力になる女性は、転職市場になかなか出てこないらしいのです。



こうした状況下で最近生まれてきているのが、女性専用のスカウト事業を始めたり、ヘッドハンティング 部門から女性に特化した部門を独立させる人材会社です。



彼らは、企業が優秀な女性を求めているということ、そして、そうした女性を集めるのは極めて難しいという現実をよく知った上で、わざわざ別事業化してでも、女性スカウトに特化した会社や部門を設立しているわけですね。



やはり、ここ最近は人材会社もかなりの数がありますし、競争が激化していますから、こうして間口を狭めてでも、何かの強みを持つということは非常に重要になってくると思います。



そして、それに加えて、こうしたマッチングビジネス というのは、“集めにくい方を集められたら勝ち”ということがありますから、こうして市場になかなか出てこない人材を集めてしまえば、その市場において非常に有利なポジションを獲得することができるわけですね。



こうした女性の転職市場は、国が男女共同参画 を進めるために、指導的立場の女性の割合を2020年までに30%に高める目標を掲げていることもあり、今後もますます増えていくことと思います。



そういう意味では、人材系の会社は、厳しい状況に陥りつつある今だからこそ、こうした将来の柱となるであろう事業の種をまいておくということが、非常に重要なことと言えますよね。



特に、中小規模の人材会社が大手に勝つには、こうした取り組みは欠かせません。



最近は、景気が悪いですとか、先行きが不安だという経営者が非常に多いですが、経営者が不安がっていてもどうしようもないと思います。



ですから、こういう時期だからこそ、将来の成長のために何をすべきかということをよく考える必要があるのではないでしょうか。



その一方で、話は変わりますが、こうして職場に女性が増えていくということは、女性を迎え入れる企業側からしても、女性が働きやすい職場環境を今のうちから整備しておくということも非常に重要なことだと思います。



やはり、女性は男性とは違って、待遇や役職だけでなく、女性社員の多さや育児休暇の充実度なども重視する傾向が強いですからね。



このように、今後ますます増えていくであろう女性の社会進出ですが、このことが、人材会社にとっても、迎え入れる企業にとっても、追い風になっていくことを期待したいものですね。

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