ポルシェオーナーが集う書店、『リンドバーグ』の秘密とは!?

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ポルシェ オーナーが最多顧客。

ポルシェ

そんなすごいお店が東京の尾山台にあります。



そのお店とは、自動車やバイクの専門書を扱う『リンドバーグ 』。



このリンドバーグは、車雑誌の最新号を買えるのはもちろん、他のお店では取り扱っていないような、海外の車の写真集や車種別の解説書、さらには、整備書や工学書まで取り扱っており、相当な車好きの人の心も十分満たすような品揃えを誇っています。



しかも、そこで働くスタッフも相当なクルマ通。



車に詳しく、そして、車に愛情を持っているスタッフばかりで、スタッフと何人かの来店者とで、店内でクルマ話で盛り上がるなんていうことも少なくないようです。



このように、リンドバーグには、長年のファンや芸能人、プロ野球選手など、車好きの人が集い、そのリピート率は9割にまで上るらしいですから、本当にすごいですよね。

それでは、このリンドバーグはどのようにして、こうした顧客層を取り込んだのでしょうか。



それは、このリンドバーグが海外の版元と長い付き合いがあり、かなり関係を深化させているということが最大の要因のようです。

そうした長年の信頼関係から、仕入れのパイプがかなり強固なものになり、結果として、海外のどんな車の書物も手に入ってしまうという素晴らしい状態になったわけです。

これだけのパイプを作ってしまうと、他社は太刀打ちできませんから、必然的に顧客はリンドバーグに集まってきますよね。



とはいえ、今はインターネットでの書籍購入もだいぶ一般化していますから、一見「ネットでも買えるじゃん!」と皆さんも考えると思います。

ところがです。

インターネットがこれだけ普及する今日においても、実は流通量の限られた出版物はその網から漏れてしまうという避けられない状況があり、お客様にとっては、ネットで探し回るよりも、リンドバーグに行った方が時間とエネルギーの節約になるという、おもしろい現実があるわけです。



そんな状況なので、お客さんも、“リンドバーグに無ければ諦めがつく”ぐらいに思っており、その信頼度にはすごいものがあります。



このように、車にしろ他の商品にしろ、そのモノの情報というのは時間が経てば経つほど得にくくなっていくものです。



ですから、このリンドバーグのように、版元と太いパイプを作り、ロングスパン、且つグローバルに出版物を取りそろえる仕組みを構築することは、好きな人にほど喜ばれますし、そこに、リンドバーグのようなお店の存在意義があるわけですね。



やはり、どんな分野においても、好きな人はとことん好きで、しかもそうした人は1人、2人ではなく、結構たくさんいますから、そういう人には、「これでもか!」というぐらい豊富な品揃えとレアなものを扱うことが重要になります。



それができれば、好きな人同士のネットワークは発達していますから、そういう人たち同士が口コミし合って、自然に集まってくるというわけです。



しかも、このリンドバーグにおいては、集う人たちが高級車所有者でリピート率も9割ですから、富裕層が安定的に集まるという非常に他社が羨む状況になっています。



こうした顧客ができると、このリンドバーグを基点として、新たなコミュニティを作ったり、サービスを立ち上げたりと、何か新しいことが始められそうな気もしますよね。



このように、人が集まるには集まる仕組みがありますし、集まったら集まったで新たな展開も見込めるものですから、このリンドバーグを参考にして、新たなビジネスモデル を構築できないか、明日からの3連休にでも想いを馳せてみると良いかもしれません。

過ごしやすく風情あふれるこの季節、頭も冴えて、良い発想ができるかもしれませんよ。

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