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左利き専門店“菊屋浦上商事”に見る、専門性と価値の関係

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皆様の周りにもきっといるであろう“左利き”の人。

左利き

とはいえ、日本は利き腕矯正をするため、ほとんどの人が右利きですから、左利きの人にとっては、時に不便を感じるなんていうことも、よくあるのではないかと思います。

何せ左利き用が作られていないモノなんて、世の中にたくさんありますからね。

しかし、皆さんも聞くと少しびっくりされるかもしれませんが、実は、日本でも全人口の1割ぐらいは左利きなんだそうです。

全人口の1割っていうと、「そんなにいるの!?」って思うぐらい多いですよね。

それにもかかわらず、左利き用が無いモノって案外多いのです。

そんな中、この部分に目を付けた企業が、神奈川県の相模原にあります。

その企業というのが、『菊屋浦上商事株式会社』。

この菊屋浦上商事の神奈川店舗では、多数の左利き用商品を販売しており、左利きグッズの専門店として、左利きの方たちから注目を集めているのです。

そんな菊屋浦上商事ですが、この会社が左利きグッズの販売を開始したのには、どのような経緯があったのでしょうか。

そこには、菊屋浦上商事神奈川店舗の店長である、浦上豊子(通称:ままごん)さんの家庭の事情があったのです。

どういうことかというと、実は、このままごんの息子さん、彼が左利きだったんですね。

そして、その息子さんが中学生のある日、事件が起こりました。

それは何かというと、この息子さんが中学校の期末テスト期間中に、家で工作用紙をカッターで切っていたところ、何と、紙を切ると同時に自分の指をザックリ切ってしまうということがあったのです。

幸い怪我はたいした事がなく、事なきを得たわけですが、ここでままごんは気づきました。

「何でうちは文房具屋なのに、左利きの息子に、左利き用のカッターを与えていなかったのか!」と。

というのも、普通のカッターは左利きの人にはものすごく使い勝手が悪く、非常に切りにくいらしいんですね。

しかも、切っている途中に勝手に刃も出てしまうしなんていうこともよくあるらしいですから、本当に危ないわけです。

そして案の定、息子さんは運悪く手を切ってしまったわけですが、菊屋浦上商事ではこんな家庭内の事件があったおかげで、左利き用文房具や家庭用品、日用品取り揃えようということを思い立ったわけです。

このような経緯があって、菊屋浦上商事では左利きグッズ専門店へと事業の軸をシフトさせたわけですが、こうしてシフトし専門性を高めたことで、事業の価値を高めるということにも成功していますよね。

というのは、こうして専門性を高めることは、マーケットを絞ることにはなりますが、そのターゲットにマッチした人にとっては、ものすごく価値の高いものになるわけです。

そうした強みをさらに活かすべく、菊屋浦上商事では2001年に『きくやねっと』というネットショップも開設したんですが、その狙いはずばり的中で、ネットショップ開設以降は、近隣のみならず、全国から注文が舞い込む超人気店へと変貌を遂げました。

そして、その勢いはとどまることなく、今では、単なる販売だけでなく、お客さんからの「こういうものを作ってほしい!」というリクエストに応えて制作にもとりかかるなど、その事業の幅をどんどん広げているのです。

このように、菊屋浦上商事は家庭内の事件というヒントから、事業の幅を格段に広げることに成功したわけですが、この小さなことに気づけるかどうか、これは経営上大きな差がつくことになります。

例えば、皆さんの会社にも、たまに変わった問い合わせってありませんでしょうか?

電話を受けた人が、「何だ、変な問い合わせだなぁ」と流してしまえばそれで終わりですが、そうではなく、「あれ、これってこういうニーズがあるということかも・・・」と気付けるようになれば、問い合わせからですら、新しいビジネスチャンスはあるものなのです。

ですから、感じる力を社員全員に養わせることはもちろん、経営者にはそれ以上に感覚を磨く努力が要求されるわけですね。

そして、もう1つ。

「専門性を高めることは、価値を高める」

このことも、この菊屋浦上商事から学ぶべきことであると思います。

この菊屋浦上商事の事例を参考にしながら、小さなことに気づける力を身に付け、それを生かして自社のビジネスの価値をどんどん高めていく、そんな流れや仕組みを社内に作っていきたいところですね。

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