サザエさんはカイくんを超えられるか!?広告クリエイターの新たな挑戦!!

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突然ですが、本日9月10日から始まったサザエさんのCM、皆さんはご覧になりましたでしょうか？

このサザエさんのCM、サザエさんとは言っても、アニメではなく実写版で、しかも25年後の磯野家が舞台になっているという、ちょっと注目のCMなのです。

このCMは、江崎グリコ が大人をターゲットにしたチョコレート、『OTONA GLICO（オトナグリコ） 』シリーズの新製品を発売するにあたって作られたCMなのですが、かなり面白い仕上がりになっているんです。

まだご覧になっていない方は、下記の動画を見ていただければと思いますが、まず第1弾として発表された『再開編 』では、25年後の磯野家が舞台となり、“法事”で家族が集まってくるという設定になっています。

アニメ『サザエさん』は、登場人物が歳をとらないという設定が、万人に長く愛され続けてきた1つの要因でもあるわけですが、それを25年分も歳をとらせるという大胆さは、かなりイケてますよね。

そして、そのキャストもかなり豪華。

カツオ（36歳）は浅野忠信 さん、ワカメ（34歳）は宮沢りえ さん、タラちゃん（28歳）は瑛太 さん、イクラちゃん（26歳）は小栗旬 さんと、とんでもなく豪華なキャスト陣になっているのです。

しかも、そのCMのストーリーも面白くて、最後に「タマ（三代目）」が出てくるユーモアさには、私も思わず笑ってしまいました。

最近は、ソフトバンクモバイルのCM がかなりの人気を集め、他の企業は、ソフトバンクモバイルのCMを超えるものをとかなり躍起になっているように思います。

そうした中で、以前このブログでも紹介した『豆しば』のCM や、『かっぱえびせん』の歌をケミストリーが歌うカルビーのCM など、いくつか注目のCMが出て来てはいますが、広告のクリエイターからすると、ソフトバンクモバイルのCMにかなりの苦戦を強いられている状況は、まだ続いていると言えるでしょう。

こうした状況下で今日から始まった、このオトナグリコのCM。

誰がこのCMを作ったのかと調べてみると、何とビックリです。

あのソフトバンクモバイルのCMを作っている、佐々木宏 氏だったのです。

それを知って、私自身も驚きましたが、広告クリエイターの人たちからすれば、“またやられたっ！！”なんて思うのかもしれないですね。

今回の第1弾では、50歳ぐらいになったであろうサザエさんやマスオさんはまだ登場していませんし、今後もストーリーが続いて、シリーズ化されることは間違いないと思います。

カイくん を要する、ソフトバンクモバイルのCMの人気を超えられるのかどうか、注目して観ていきたいところですね。

それにしても、この佐々木宏氏という1人の人材の持つパワーには驚かされますよね。

この佐々木氏のクリエイティブ で、その企業のイメージから、知名度、売上まで全て変わってくるわけですから。

このCMクリエイターという仕事だとこうした大規模な話になりますが、通常の組織における人材要因でも同じようなことは言えると思います。

例えば、近年、この情報化社会になったことにより、企業にこれまでいなかったような、Web制作やライター等の職種や人材が、あらゆる企業に求められてきていますよね。

そういう人材を自社に迎え入れることができるか、そして、その人材の能力がどうなのか。

その差だけでも、十分、競合他社との戦いには優劣が付いてくる世の中になってきているわけです。

このオトナグリコのCMの面白さもさることながら、この売り手市場の世の中で、必要な人材を確保することがどれだけ重要かを、改めて考えさせられた気がします。

すでに、メディアやブログでも取り上げられ始めているこのCM。

佐々木氏の手腕に注目しながら、今後も楽しみたいですね。

サザエさんは、誰が演じるんでしょうかね！？

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