おかかえ運転手に見る、突き抜けたサービス
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ここ数年、高齢化社会 にともない、様々な富裕層 向けのビジネスが誕生してきましたよね。
こちらでも、あちらでも“富裕層向け”のサービスが出てきて、もはや1つのブームと言っても過言ではないかもしれません。
そんな中、今日ご紹介するのは、『おかかえ運転手』というサービス。
この『おかかえ運転手』とはどんなサービスなのかというと、ハイヤー よりも安く、自家用車の運転代行をするサービスなのですが、企業の経営者やリタイヤした元役員など、富裕層の間で人気を得ているんだとか。
やはり、富裕層の人たちにとっては、“運転手付き”というステータスが気持ち良いようで、ゴルフ場や会員制リゾート施設、会社や病院への送迎など、その利用方法は多岐に渡るそうです。
中には、郊外に引っ越すための下見や故郷に墓地を建てるために現地見学に行くなんていう方もいらっしゃるようで、ビジネスだけでなく、利用者の生活全てに密着しているのが分かりますよね。
そんなサービスを提供しているのが、その名の通りですが「おかかえ運転手株式会社 」。
そのまま過ぎて笑ってしまいそうですが、社名は一目見て分かりやすいか、最初分からなくても、よくよく説明を聞けば「なるほど!」と思われる社名が、消費者の記憶には残りやすいですから、特に団塊の世代や高齢者をターゲットとする同社の社名は、分かりやすくて、覚えやすくて、そして、検索もしやすくて良いですよね。
ちなみに、聞いたらなるほどと思われるような社名の代表例がアマゾン で、アマゾンの社名の由来は、世界で一番流域面積の広いアマゾン川 のように、幅広い商品をインターネット を使って世の中に提供する会社にしようというという意図が込められているんだそうです。
そんなわけで話を戻しますが、このおかかえ運転手株式会社では、なんと登録運転手を150人も確保して、2009年の9月期までに、7000万円の売り上げを目指すんだとか。
そして、さらに驚きなのは、この150人の運転手の中には、女性運転手はもちろん、英語の通訳や秘書業務、またボディーガード やパソコンでの株価チェック、加えて、囲碁や将棋の相手をしてくれるなんていうサービスもあるようで、もう単なる運転手さんとは言えないサービスですよね。
もう「ここまでやるの??」っていう感じのサービスですが、こうした富裕層向けのビジネスでは、「これでもか!」という程の、こだわりある質の高いサービスを提供することが非常に重要なわけです。
やはり、こうした層の人は、サービスに肥えてますし、ニーズも多様である場合が多いと思います。
ですから、そうしたニーズをきめ細かく拾って、それに見合う「これでもか!」というサービスを用意することが重要なわけですね。
こうして、世の中を便利にするサービスはどんどん出てくるわけですが、それを欲しがる人もどんどん出てきます。
そういう意味では、このおかかえ運転手株式会社のように、突き抜けたサービスを用意するというのも1つの手と言えそうですね。
この事例を参考に、皆様の会社が提供している商品やサービスを見直してみてはいかがでしょうか。
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