良いモノをより多くの人に広める寅壱
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【人気ブログランキング参加中】
マーケティング・経営ブログ 第56位(5/27現在)
応援クリックよろしくお願い致します
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
コンビニといえば、新商品の宝庫ですが、先月4月9日から全国のセブン-イレブンで『寅壱 赤耳シリーズ』という商品が発売されているのを、皆様はご存知でしょうか?
私は、先週セブン-イレブンに行った時にたまたま見つけたんですが、その商品を見かけた途端、思わずそのコーナーの前で立ち止まってしまいました。
この『寅壱 赤耳シリーズ』は、セブン-イレブンジャパンと作業服のトップブランドである寅壱が、ワーカーズ向けに共同開発したもので、タオル、Tシャツ、ボクサーブリーフ、ゴム背抜き手袋、スベリ止め長軍手、マルチケースの全6アイテムが販売されているんですが、これらの商品、実はものすごいこだわり商品なのです。
何がすごいのかというと、この商品の“プロが考えた”というキャッチコピーが示す通り、かなりのこだわりと機能性、そして、ファッション性を兼ね備えているんですね。
タオルや軍手というと、普通、機能性もファッション性もさほどありませんし、そもそも消費者も求めませんが、この『寅壱 赤耳シリーズ』は、他の商品とは、ちょっと一線を画しています。
例えば、シリーズの1つである「赤耳タオル」では、結び目部分が薄地で頭に結びやすい三段織りになっていたり、装着感が良くて結び目も小さく収まるように工夫されていたり、少し長めに作ることで、結んだ後に首部分の日よけや防寒対策になったりなど、1つ1つの商品にかなりのこだわりポイントを織り交ぜているわけです。
このこだわりポイントは、商品パッケージの裏側にも詳しく書かれていて、私もセブン-イレブンでその説明書きを読みながら、なるほど〜なんて思ってしまいました。
さて、以前このブログでも圧縮タオルというものを紹介しましたが、圧縮タオルやこの『寅壱 赤耳シリーズ』のように、何てこと無い商品に、ちょっとした工夫やこだわりを持たせた強い商品を作ることができると、その後の売り方の展開がまるで変わってしまうことがお分かりいただけますでしょうか。
この寅壱という会社も西日本では多店舗展開もしていて、業界ではトップクラスらしいですが、東日本には店舗もありませんし、私も今まで全く知らない会社でした。
それが、どうでしょう。
こうして、特徴ある製品を作ったことで、全国のセブン-イレブン12,000店以上で販売することが可能になったわけです。
これにより、売上も販売網も大きく広がるのは、間違いないですよね。
大手はもとより、中小企業はなかなか販路を拡大していくのが難しいわけですが、この寅壱の事例を参考にして、中小企業もちょっとした工夫に取り組んでみると良いかもしれませんね。
この寅壱という会社は、この『寅壱 赤耳シリーズ』以外を見てみても、非常に特徴ある面白い会社だと思いますので、いろいろと研究してみると様々なヒントが得られるのではないかと思います。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【にほんブログ村ランキング参加中】
経営ブログ 第47位(5/27現在)
広告・マーケティングブログ 第3位(5/27現在)
応援クリックよろしくお願い致します
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇