サイズの変更でマーケットを広げる

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先月のことになりますが、健康志向の高いお客さんに人気の飲み物「ミニッツメイド ファイバーイン 」に、新しいサイズのペットボトル が登場したのをご存知でしたでしょうか?



ミニッツメイド



従来から、通常の280mlサイズ、手軽に飲める190mlサイズがあったわけですが、今回新たに発売されたのは900mlサイズで、これまでのものよりはるかに大きいもの。


コカ・コーラシステム では、今回、この900mlサイズのボトルを家庭向けのボトルとして新発売したんだそうです。


たしかにこのサイズなら、野菜を食べない子供たちや、近年ブームメタボ を気にする健康志向の高い方たちを要する家庭には持ってこいですね。


しかも、このメタボを気にする世代と、野菜を食べない子供たちの世代は、ちょうど親子として成り立つ世代関係でしょうから、1つの家庭でも、欲する人は親も子も両方という家庭が多いのではないかと思います。


さて、このようにボトル1本で親も子もカバーできるというメリット がある今回の900mlボトルですが、それよりも何より気付いてほしいのは、このブログ でも何度か取り上げていますが、サイズスタイル が変わることで、新たな付加価値が加わったり、マーケット が変わったりするということです。


これまでも、ワインを缶で発売した“バロークス” 、1人でカラオケ に行く“ヒトカラ ”など、サイズを変えることで生まれた新たなマーケットを紹介しましたが、この戦略は多くの商品・サービスで応用ができるものであると思います。


世の中には様々なニーズ がありますし、ニーズを作り出すこともできます。


ですから、重要なことは、それらのニーズに対応できるサービスを、企業が持ち合わせているかどうかなのです。


既存のサービスだけしか行わないがために、対応できないお客さんがどれだけいるのか。


既存のサービスだけしか行わないがために、どれだけ潜在ニーズを掘り起こせていないのか。


ターゲット を絞ることも重要ですが、サイズやスタイルで対応できるのであれば、幅を広げるのも経営戦略の1つなのではないかと、私は思います。


最近、こうした動きをよく見かけますので、再度ご紹介してみました。


皆さんも、ご自分のビジネスにおいて、こうした戦略が応用できないかどうか考えてみてください。


自社の顧客の幅、経営の幅を広げられるかもしれませんよ。

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