公立中学校で塾が講座
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リクルート出身の藤原和博氏が校長となり、非常に注目を集めている、東京都杉並区立和田中学校で、また新しい取り組みを始めたようですね。
この和田中学校は、今や度々テレビ等にも取り上げられる話題の公立校で、これまでにも『よのなか科』や少人数授業、習熟度別授業、土曜日寺子屋など、一般的な公立校では考えられないような取り組みを数多く行ってきました。
(写真はイメージです)
そして、この度和田中学校が新たに発表したのは、大手進学塾『SAPIX』と連携した“夜スペ”という講座を、来年1月から開設するというもの。
この“夜スペ”は、保護者らで作る同行の支援組織「地域本部」が主催し、二年生を対象に、平日午後7時から数学と国語の講座を行う平日コースと、土曜日に行う英語の2コースを設けるんだとか。
そして、教材は藤原校長を含む和田中学校の教員が作り、それをSAPIXの3人の講師が教えるというスタイルなんだそうです。
この“夜スペ”の目的はというと、藤原校長が仰るには、「実施の目的の1つは高校受験対策だが、最大の狙いは、将来、社会で通用する応用的な読解力などを身につけさせる」ということ。
う〜ん、すごいですね!
藤原校長が唱えている「私立を超えた公立校」という目標へ、和田中学校は着々と歩を進めているような気がします。
こうして和田中学校の様々な取り組みを見ていると、藤原校長を始めとした先生方や保護者は、普通の民間企業がお客様のことを徹底的に考えてビジネスを行っているのと同様に、子供たちが中学校3年間の間に何を掴むべきなのかを徹底的に考えているということを感じます。
有名私立中学は、学力を高めて、難関校に合格するという目的を達成させるためには良いでしょう。
しかし、この和田中学校は、学力+αであり、その“+α”の部分が非常に充実しているように思います。
本当に、子供たち本意で、物事を考えていますよね。
首都圏を中心として、私立校への人気は高まるばかりで、公立校はあまり芳しい状態ではありませんでした。
しかし、公立校がこうした和田中学校のような取り組みをしていたら、いかがでしょうか?
子供たちも、そしてその保護者の方々も、私立校よりも公立校に行きたいと思うのではないでしょうか。
公立でもこれだけできるということを、全国津々浦々の公立校にも学んでほしいものです。
そして、それを始めるきっかけとなるのは、たった1人の熱意であり、想いであり、子供たち本意の姿勢なのです。
近年では、仕事が終わった後に予備校に通って、子供たちに教えるためのノウハウを学ぶ先生たちも出てきました。
世の中が、未来ある子供たちのために何ができるのかを考えて行動したら、日本はもっともっと面白い国になっていくでしょうね。
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