デザートバー

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皆様、ドリンクバーならぬ、サラダバーならぬ、“デザートバー”というものをご存知でしょうか?




これは、ニューヨークにある『チカリシャス』というお店が始めたスタイルで、パティシエカウンターの中に居て、お客さんのリクエストに応じて、デザートを出すという一風変わったスタイルでデザートを提供するというお店なのです。







このちょっぴり変わったスタイルが、今やニューヨークだけでなく、日本でも人気を集めつつあるんですって。




そもそもこのスタイルを始めた『チカリシャス』のオーナーシェフは、東京育ちの日本人女性、チカ・ティルマンさん。




このチカ・ティルマンさんがデザートバーを思い立つヒントになったのは、日本育ちらしく、お寿司屋さんなんだとか。




なるほど〜、たしかにお寿司屋さんって、そのスタイルですよね。




このお寿司屋さんも、それからラーメン屋さんもそうですけど、私達がお店に行って、カウンターで食べるときには、食事だけではなくて、職人の腕を見るという楽しみもあります。




お寿司屋さんが寿司を握る職人芸、ラーメン屋さんが湯切りする姿などには、皆様も見入ってしまうことがあるのではないでしょうか。




しかも、カウンターだと作りながら、また食べながら、お話なんかもできて、店主と仲良くなったり、常連客になっていったりもしますよね。




しかし、これがパティシエとなると、これまでは全く無かったわけです。




パティシエの方々も、当然すごい腕前の方が多いでしょうし、出来上がるお菓子だけでなく、その作る工程にも、いくらでも魅せる技はあるはずです。




しかし、通常パティシエさんがいるのは、お客さんからは見えないバックヤード




これって、もったいないですよね〜。




やはり、こういう職人さんの技術は、作っている姿にも価値があるわけで、それも併せて食事なんだと思います。




その職人のこだわりというものが、お店としての価値であったり、味にも表れてくることでしょう。




こうした流れの中で、ニューヨークでは、豆腐デザートバーというものまで出てきているみたいですから、食事は食べることだけでなく、“魅せる”ことも兼ねるという傾向は、今後ますます増えてくるかもしれないですね。




レストランもお食事処も、現在はほとんど作る場所は見えません。




しかし、パティシエがバックヤードからカウンターに出てきたように、これまで業界として当たり前とされていた常識を崩すことで、自社に新たな価値が加えられて、更なる人気を集めることになるかもしれませんね。




これは、この食の業界に限ったことではありませんから、皆様の業界でも、常識を崩すことで新たな付加価値を生むことができないのか、ぜひ考えてみてください。




経営者は、日々経営しながらも、一方では、自社を客観視するという姿勢が常に必要ですから、自社や業界の常識に疑問を持ちながら、新たな付加価値作りのために日々模索することが必要ですね。




新たなビジネスモデルマーケットは、小さな変化やお客様からの変わった問い合わせ等、日々訪れる小さなことから発生することも多いですから、そうした小さなことを感じる力を大切にしたいものです。




それにしても、この食の業界においては、食の安全・安心がこれだけ叫ばれているこのご時世ですから、魅せるではなく、“見せる”という、また違った意味で、こうしたことが求められるようになるのかもしれませんね・・・。




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