本物志向
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今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。
12月は師走というだけあって、忙しい1ヶ月になる人が多いかもしれませんが、悔いの残らない1年になるよう、しっかりと締めくくりたいものですね。
さて、それでは早速本題に入っていきますが、今日は旅行に関するお話をしてみたいと思います。
もうすぐ冬のボーナスということもあり、冬休みは海外へ、なんて考えている方も多いかもしれませんが、今日はその逆で、外国人の日本への旅行を取り上げてみたいと思います。
近年、日本への外国人観光客の数は順調に増えており、外国人の日本への注目度は、たしかに高まってきました。
世界各国それぞれに様々な魅力があるように、日本の伝統的建物や文化にもまた、他の国には無い独自の魅力があると思いますし、潜在的にはもっともっと観光拡大の余地があるのではないかとも思います。
また、最近『ミシュランガイド東京』も発表されたこともあり、日本の食に対しても、更なる関心が集まってくるかもしれませんよね。
これまで、こうした日本の良さを、各自治体がPRしたり、旅行会社がパッケージを組んだりしてきたわけですが、これまでの自治体や旅行会社の取り組みを見てみると、日本の歴史や文化や自然を“見てもらう”という意味合いが強かったように思います。
観光地で見かける外国人旅行客を観察してみても、伝統的建物や豊かな自然をデジカメに収める姿が、とても印象的ですよね。
そんな中、日本を“見てもらう”だけでなく、日本の独自のものを“体験してもらう”という観点で、旅行のプログラムを作っている企業があります。
その企業とは、HISグループのエイチ・アイ・エスエクスペリエンス・ジャパン。
このエイチ・アイ・エスエクスペリエンス・ジャパンでは、様々な体験型プログラムを用意し、外国人に日本の本物を追究してもらうというプログラムを提供しているのです。
どんなものがあるかというと、寿司屋を貸し切って寿司にぎりを体験したり、忍者の修行を体験したり、相撲部屋で力士と触れ合ったり、またお茶やお花、そば作りなど、そのメニューは多岐に渡っています。
面白いものでは、秋葉原でのメイド体験なんていうプログラムもあるんだとか(笑)
外国人観光客の間でも、こうしたプログラムは好評のようで、日本の独自の文化を実体験として経験できるというこのプログラムは、今後ますます人気を集めていくのではないかと思います。
現代は、皆さんもご存知の通り、情報化社会が到来し、非常に多くの情報を誰でも知ることが出来るようになっています。
ですから、ある程度であれば、外国の状況や外国の文化を知ることなど、はとても容易なことですよね。
しかし、ある程度は分かっても、やはり本物を求めるのであれば、現地に行って、実際に自分で体験してみないと分からないものです。
何でも簡単に得られる現代だからこそ、そうした本物志向は高まってきていると思いますし、本物の持つインパクトには絶大な効果があると思います。
情報が氾濫し、何でも簡単に得られるという時代だからこそ、その逆を行く。
世の中の大勢が同じ方向に向かったら、自分はあえてその逆を行くということも、経営には時として必要となってくるわけです。
情報も趣味志向も増殖しているからこそ、本物を追及する。
こうした思考がビジネスにおいても、消費者の間でも高まってきているのではないかと思います。
本当の価値とは何か。
何でも出来る現代だからこそ、追及すべき重要なテーマであると思いますし、勇気を持ってそこに取り組む必要があるのかもしれませんね。
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