Amazon Breakthrough Novel Award
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米Amazon.comと大手出版社Penguin Group(USA)、そしてが米HPが10月1日に、小説コンテスト「Amazon Breakthrough Novel Award」の開催を発表しましたね。
要するに、『Amazon文学賞』です。
こちらの対象となるのは、英語で書かれた未出版の小説で、11月5日までの間、米国や日本を含む20カ国から、先着5000作品を受け付けるんだとか。
そして、その後6カ月の選考期間中、Amazon.com会員は応募作品を読み、評価やレビューを投稿することが可能なんだそうです。
それで最終的には、Penguin Groupの編集者や出版業界のプロによって絞り込まれた10作品の中から、会員の投票で2008年の4月7日に最優秀作品が選ばれ、最優秀作品の作者には、Penguinとの出版契約(2万5000ドルの前払い金込み)のほか、HPのプラズマテレビやノートPC、プリンタなどが贈られるというビッグプロジェクトなのです。
一般の人や、普通の企業には、あまりに大きすぎるプロジェクトのように感じますけど、インターネットを使うとこんなプロジェクトも、以前より断然簡単にできてしまうんですね。
おそらく、仕掛けたのはAmazonだと思いますが、このプロジェクトは、あらゆる参加者にとってメリットが非常に大きいですよね。
まず、Amazonにとっては、自社の集客の仕掛けとブランディング、そしてPenguin GroupやHPからのフィーが得られます。
Amazon.com会員にとっては、様々な作品を読めるほか、会員参加型のため、良い意味での参加者意識が生まれますよね。
そして、作家にとっては、出版へのハードルが下がり、出版社であるPenguin Groupにとっては、優秀な作家の発掘へとつながったりしていくわけです。
上手いビジネスモデルですよね。
きっと、この他にも様々なメリットがあるんだと思いますが、やはり、ビジネスというものはそれに関わるステークホルダー全てにメリットがあるのが理想です。
Amazonは、ポイント制を取り入れたのもそうですが、ビジネスモデルの構築やマーケティングが本当に上手いですよね。
情報化社会の到来により、大企業であらずともビジネスの幅は広がったわけですから、「規模が違うから・・・」と言わずに、こうした優秀な企業の取り組みを良いヒントにすることが大切ですね。
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