めじろ

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このブログでも、過去にラーメンネタを取り上げたことがありましたが、また変わったラーメン屋さんの情報を聞いたので、ご紹介したいと思います。

そのお店は、東京・代々木にある『めじろ』というラーメン屋さん。

このラーメン屋さん、何が変わっているのかというと、何と会員制のラーメン屋さんなのです。

会員制のラーメン屋なんて、聞いた事がありませんよね。

このめじろというお店は、平日営業なのですが、金曜日の夜だけ会員制なんだそうです。

そして、金曜日の夜だけは、普段の営業ではメニューに出ない、スペシャルなラーメンがメニューに出るんだとか。

しかも、そのスペシャルラーメンはその一夜限りしか、メニューに出ないんだそうです。

つまり、このめじろの店主は、金曜日の夜のために、毎週毎週新メニューを開発しているわけです。

今、会員の人数は店主自らが認めた50人程らしいのですが、会員さんの話では、そのどれもが期待を裏切らない味らしいですから、すごいですよね。

このように、会員制にして特別なメニューを毎週作るというのは、顧客化にはもってこいですよね。

非常に良い差別化だと思います。

そして、この会員制は、そのスペシャルラーメンの他にも、会員の方たちにこの店に来る別の目的を与えてくれます。

それというのは、“ラーメンの情報交換の場”というコミュニティです。

当然、このお店の会員になっている方達は、ラーメン通。

そんな人たちが、「この前、あそこの店に行ったんだ」とか、そういったラーメン情報の交換の場として、このめじろを使うのです。

美味いラーメンを食べながら、大好きなラーメンの話で、仲間達と盛り上がる。

会員の人たちにとっては、たまらないですよね。

ミクシィなど、近年のインターネット上でのコミュニティの活性化にも目を見張る者がありますが、それをリアルの場でこのようなかたちでやるということは、インターネット上よりも強烈な影響力があります。

めじろに対するお客さんのロイヤリティは、大変に高まることでしょう。

ロイヤリティは、自社が顧客にとってのオンリーワンにならない限り高まっていかないと言いますが、めじろからは、その方法論をよく学ぶ事ができますよね。

皆さんも、是非参考にしてみてください。

それにしても、一度ぐらい行ってみたいですね、めじろ。

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