ビジネスプロセスアウトソーシング
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皆さん、こんばんは。
もうすっかり秋ですね。
食べ物も、紅葉も、読書も、秋もまた楽しみがいっぱいですね。
さて、今日はビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)について考えてみることに致します。
数年前から企業の業務効率化やコスト削減のために、BPOという考え方が、大企業を中心に広がっていましたよね。
人件費が安く、労働力が豊富な、中国やインド等にビジネスプロセスの一部をアウトソースするという、そうアレです。
そのBPOが、最近ちょっと様変わりしてきているようです。
どう変わったのかというと・・・。
これまでのBPOは、どちらかというと製造だったり、お客さんと直接関わり合わないプロセスだったり、平たく言えば、“誰でも出来る仕事”が多かったわけです。
まあこれはアウトソースする企業側からしても、言語が異なっても構わない仕事、また教育が比較的容易な仕事をアウトソースして、業務の効率化やコスト削減につなげようという考えに至るのは、当然と言えば当然でした。
しかし、最近のBPOはこうした“誰でも出来る仕事”ばかりではなくなってきているんです。
つまり、アウトソーシングされる仕事のレベルが高まってきているのです。
その一例が、コールセンターのアウトソースです。
コールセンターと言えば、大切なお客様との重要な接点ですよね。
しかも、海外へのアウトソースですから、言語も違います。
一見、ちょっと無理があるのではと思ってしまいますが、これが案外うまくいっているんですね。
とはいっても、そうしたアウトソースをするに当たってのマニュアルや教育は、大変すごいものです。
そして、アウトソースされた仕事を受け持つ現地のスタッフの努力も大変なものです。
しかし、こうした大変な教育の必要があっても、海外へアウトソースするメリットは、非常に大きいわけです。
ですから、こうした高度なBPOに、企業も積極的になっています。
そんな中、こうしたニーズを取り込もうとしている企業も、実はあるんですね。
つまり、その教育やマニュアル化のお手伝いをしようとしている企業です。
あのIBMがそうですね。
IBMは、自社ももちろんBPOを行っているわけですが、彼らはおそらく初めから、その教育やマニュアルのノウハウそれ自体をビジネスにしようとして始めた為、その完成度がすごいんですね。
要は、自社の業務改革ノウハウを、他社にコンサルティングしようというわけです。
こうした少し高度なBPOのほか、今ではナレッジプロセスアウトソーシング(KPO)と呼ばれる、さらに高度な業務委託もされてきている、そんな世の中になってきているのです。
それでは、そうなってくると日本国内はどうなってくるのでしょうか。
ご察しの通り、昨日までの自分の仕事が無くなるという事態になってくるわけです。
こうした明らかに目に見える変化によって、残念ながら、結構辞めてしまう方もいるようですね。
とはいえ、企業の業務効率化のために必要な変化なわけですから、企業としては、社員に対してそうした方針や方向性をしっかりと示し、日本人にしか出来ない仕事は何であるのかを提示してあげることも必要です。
そしてまた、そこで働く社員の人たちも、自分達の存在意義をしっかりと見定め、それに向かって努力し、仕事を掴んでいくことも重要でしょう。
やはり、仕事は自分で掴み取っていくものですからね。
今後は、企業も個人も、それぞれが継続・発展・成長のために、ますます自助努力をしていくことが必要になってくると思います。
おそらく、このブログを読んでいる方たちにとっては、おもしろい世の中になってきましたよね。
それにしても、最近は本当に知識集約型の社会になってきたということを実感します。
お互いに頑張っていきましょう!(^o^)!
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