ザ・ウィンザーホテル洞爺
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昨日は、内閣改造が行われましたね。
精一杯頑張ってほしいものですね。
さて、来年夏の主要国首脳会議(サミット)ですが、会場がどこであるか皆さんご存知でしょうか?
そう、北海道の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」ですね。
行ったことがある人はそれほど多くないにしても、高級ホテルとして、その名は今や超有名ですよね。
そんな、ザ・ウィンザーホテル洞爺ですが、つい数年前までは危機的な経営状況だったことを、皆さんご存知でしたでしょうか?
そのどん底の時代は、低迷にとどまることなく、一時は休業・閉鎖にまで追い込まれたことまであるのです。
それが、2002年に営業を再開し、その5年後にはサミットまで誘致してしまうほどの大復活劇。
その再建を担ったのが、ザ・ウィンザーホテル洞爺を経営している、ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナルの現社長、窪山哲雄氏なんだそうです。
とはいえ、この窪山氏もザ・ウィンザーホテル洞爺の再建には、相当なご苦労をされたようで・・・。
それもそのはず、2002年の営業再開時はとてつもなくひどい状態だったようで、宿泊料金は安いわ、部屋で肉を焼くお客さんは居るわ、あげくの果てには、そのお客さんを注意したホテルマンがお客さんに殴られる始末。
それだけでも、本当に大変な状況だったことが想像できますよね。
そんな状況の中、窪山氏が取り組んだことの一つに、お客さんの敷居を上げるということがありました。
ホテルマンの服装をフォーマルにしたり、エントランスには高級車を置いたりして、お客さんに心理的な壁を作ったんですね。
その成果もあってか、ホテルの価値は再び高まっていき、今では宿泊料金もほぼ5万円以上にまで上昇しています。
ここから分かることは、提供しているモノ・サービス・価値によって、集まるお客さんは大きく変わってくるということです。
同じウィンザーホテル洞爺でも、再建前には、部屋で焼肉をするような質の低いお客さんが集まっていましたが、ホテルとしての価値が高まり、高級ホテルとして認知された今では、それ相応の質の高いお客さんが集まってくるわけです。
ですから、「自社の顧客は誰なのか」、これを定義することは非常に重要なことなんですよね。
ここを定義したら、そのターゲットが集まってくるようなモノ・サービス・価値を提供できる仕掛けを作っていけば良いわけですから。
やはり、自社のターゲット層は、ある程度は自由に設定できるわけですから、自社の目指すべきところを明確にして、自社の価値を追求する努力をすることが非常に大切ですね。
この「自社の顧客は誰なのか」、という定義をできていない企業って案外多いです。
しかし、ここが決まらないことには、マーケティング戦略も決められませんから、気をつけたいポイントですね。
私も肝に銘じたいと思います。
やはり、企業経営は下手な鉄砲も数打ちゃ当たると言って、むやみやたらに攻めてもどうしようもありませんからね・・・(^_^;)
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