金魚検定
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突然ですが、皆さんは「金魚検定」というものをご存知でしょうか?
かくいう私も、本日知ったわけなんですが・・・。
それでは、この金魚検定とはどのようなものなのかと言いますと、まずやっている場所は、奈良県大和郡山市。
この大和郡山市は、金魚の産地として有名らしく、参加者が1800人にも上る、全国金魚すくい選手権大会なんかも開催しているんだそうです。
しかし、金魚についてはあまり知られていないということで、大和郡山市では、金魚についてもっと知っていただき、より金魚すくいを楽しんでいただくことを目的に、「大和郡山・金魚検定」を昨年から始めたんだとか。
ところが、この金魚検定、金魚に関する生態、歴史、産業や全国金魚すくい選手権大会のことから産地大和郡山のことまで、出題範囲は多岐にわたり、とにかく難解なんだそうで、ちなみに、90点以上の人に与えられる「金魚博士」の認定者は、去年は「ゼロ」。
そして、その第2回金魚検定が、昨日8月19日に行われたわけなんですが、なんと今年も金魚博士は「ゼロ」だったんですって(>_<)
私も、始めは「そんな検定があるんだぁ」ぐらいにしか思わなかったんですが、これよく考えてみると、回を重ねるごとに、どんどん注目を集めるなと思いました。
なぜなら、検定が難しすぎるからです。
難しすぎて、金魚博士が2年連続で「ゼロ」。
こうなると、人間がどういう心理になるかと言えば、今年ダメだった人は「来年こそは絶対博士になってやる!」と考えますし、今年参加しなかった人も「そんなに難しいんなら、来年自分が挑戦して、博士になってやろう!」なんていう風に思いますよね。
つまり、検定の難易度が高いことで、「金魚博士」というモノの価値が格段に上がり、ある種のブランドのようになっていくわけです。
そうなると、当然金魚検定のブランドも高まり、ひいては、大和郡山市の金魚というご当地ブランドの価値も高まっていくんですね。
これを大和郡山市が戦略的にやっているかどうかは分かりませんが、『モノやサービスに意図的に価値を持たせる』ということおいては、非常に参考になる事例だと思います。
また、今年からは一般の部に加えて、「児童の部」も設けられたそうで、親子をターゲットにしたという点も正解ですよね。
現在、企業活動においても、ブランディングの重要性が高まっていますし、これに頭を悩ませている担当者の方もいらっしゃることでしょう。
でも、こうしてビジネスの外に、案外素晴らしいヒントがあったりします。
私も、今回この金魚検定は、インターネットで偶然見つけましたが、「なるほど〜!」と思ったので、皆さんにもご紹介致しました(^ム^)
自分に降りかかってくる情報は全てがヒントと思って世の中を見てみると、やっぱり様々な素晴らしい発見がありますね〜☆
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