二酸化炭素吸収技術

最近、米国前副大統領アル・ゴア氏が発表した『不都合な真実』により、世界中で地球温暖化への関心が高まっていますよね。


 


私も、映画を見ましたが、今すぐに自分の身の回りでできることから、対策を講じなければならないと、非常に危機感を感じさせられました


 


そんな中、コロンビア大学のクラウス・ラックナー教授と調査開発会社Global Research Technologies(GRT)は、4月24日、大気中から二酸化炭素を吸収する「air extraction」のプロトタイプを開発、実験に成功したと発表したんですって。


 



 


そのからくりはと言うと、大気中から二酸化炭素分子を吸収し、固定化するというもののようで、開口部が1平方メートルの機器であれば、大気中から年間約10トンの二酸化炭素を吸収できるんだそうです。


 


英ヴァージン・グループリチャード・ブランソン会長アル・ゴア氏は、2月9日、「今後5年間の間に、大気中の二酸化炭素を年間10億トン以上回収する方法を発明した人に、2500万ドル(約30億円)の懸賞金を差し上げる」という『バージン・アース・チャレンジ(Virgin Earth Challenge)』の設置を、ロンドンでの記者会見で発表しました。


 


年間10億トン以上というのが、今回開発された機器で可能なのかどうかは分かりませんが、地球温暖化対策の大きなアイディアの一つにはなりそうですね。


 


とは言っても、こういう新技術が開発されたからといって、私たちは地球温暖化に何の対策もしなくて良いかといえば、そうではありません。


 


当然、これまで通り、いや、これまで以上に、できるところから対策を講じることが求められると思います。


 


そして、企業もまた、自社の利害だけでなく、地球のことを考えた経営がますます求められるようになるでしょう。


 


企業としては、自社にとって良いことが、社会や地球にとっても良いことであるという方向に、経営のベクトルを早急にシフトしていくことが必要ですね。


 


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