ジャパネットたかた
テレビショッピングで超有名なジャパネットたかたですが、皆さんは利用したことがありますか
先日、テレビを見ていたら、ジャパネットたかたが、「チラシを明日の朝刊に入れる」というCMをやっていて、「チラシもやってるんだ〜」とちょっと気になってしまいました
これまでも、チラシがあったんでしょうけど、自分の関心があまり無かったため、目や耳に入らなかったんでしょうね
そんな感じで、私はジャパネットたかたでモノを買ったことも無ければ、他のテレビショッピングでもモノを買ったことは無く、さらに、ジャパネットたかたのホームページも、当然見たことがありませんでした
そんな私が、先ほどのチラシが気になって、先日初めてジャパネットたかたのホームページを見てみたんです
すると・・・
予想外に、充実したホームページにビックリ
「ジャパネットたかたと言えば、テレビショッピング」というイメージがあったんですが、あっさりと崩れ去りましたね
そのホームページは、様々なチャネルが用意されていて、もちろん、ネット通販もできます
先ほどの朝刊のチラシも、Webチラシとなって、ホームページ上に載っているんですね〜
メルマガなんかもありました
こうしてジャパネットたかたのホームページを見て感じたことは、まず、ジャパネットたかたは、幅広い世代に対応した販売チャネルを用意しているということです。
有名なテレビショッピングをはじめ、ラジオ、チラシ、新聞、カタログ、はがき、そしてWeb等、その販売チャネルは、実に豊富に用意されてます
若い人はWeb、年配の方はチラシ、新聞、テレビ等など、世代や生活スタイルに合わせた、販売のための入り口を多数用意しており、お客様のニーズが多様化する現代でも、十分対応できているなという印象を受けました。
それから次にですが、このホームページがテレビショッピングやラジオショッピングを補うものとしての役割を果たしているということです。
テレビショッピングやラジオショッピングも、同じ商品を何度か繰り返し宣伝したりしていますが、そこですぐ購入に踏み切らなければ、次にテレビショッピングを見るまでは、なかなかまた気になることもないはず
しかし、こうしてホームページが整備されていることにより、テレビやラジオで気になった商品をさらに詳しく見たり、電話ではなく、ネット上で購入手続きをすることもできるため、お客様にとっての利便性は高まり、逆にストレスは減るわけです
さらに、ネット上でもこれだけの商品の数があると、クロスセル、アップセルも見込めるでしょう
そう考えると、このテレビやラジオは、これまではジャパネットたかたにとっても、主力の販売チャネルだったでしょうけど、これからは、広告効果を狙うための媒体なのかなと思えてきますよね。
テレビやラジオは、「ジャ〜パネットジャ〜パネット」というイメージをお客様に植えつけさせる、いわゆるブランディングの効果を持たせて、最終的には、ホームページに誘導して購入させるという感じでしょうか。
そんなことを思わせてくれるぐらい、充実したホームページでした
やはり、お客様や時代の変化に伴い、企業は販売の仕方やマーケティングを、当然変えていく必要があります。
ある経営コンサルタントは、「現代は、企業が顧客に振り切られる時代」ということをおっしゃっていましたが、今回のジャパネットたかたには、その変化の仕方のお手本を見たような気がします。
今回、普段全く関心の無いテレビショッピングから、こうした重要な気づきを得ることができたように、普段自分のアンテナに引っかからないようなことや、全く違う業界のことも、常に気に掛けておくことは大切だなと思いました。
感性を研ぎ澄ましていきたいものですね〜