ゴルゴ13
皆さん、昨日、テレビ東京で放映された『カンブリア宮殿』は、ご覧になりましたか
昨日のゲストは、『ゴルゴ13』の作者、さいとう・たかをさんでした
今や、マンガといえば、漫画家1人で全てを書くのではなく、分業体制を敷くところが多くなってきました。
今では、この分業体制もだいぶ一般的になってきましたが、これを始めた当初は、結構白い目で見られていたようです
この分業体制を始めて確立させたのが、このさいとう・たかをさんなんですね〜
それも、今から50年近く前の1960年にです
1960年に、さいとうさんは自ら、劇画制作や出版の会社、さいとう・プロダクションを設立し、分業化を始めました
それからというもの、銃専門の部門、経済・金融専門の部門など、各分野のスペシャリストを設け、マンガ制作に取り掛かっていったんですね
ですから、『ゴルゴ13』は、あれだけリアルな世界が再現されているわけです。
ところで、現在日本では、ホワイトカラーの効率化が叫ばれていますよね
とりわけ、販売プロセスの効率化は大きな注目を集めており、SFAソフトを販売している企業や、コンサルティングを行っている企業も大変多いです。
しかし、まだまだほとんどの企業では、その効率化が図れずにいます
日本の製造現場での分業化、プロセスマネージメントは、世界的にもピカ一です
また、こうしたマンガの世界でも分業化がされています。
しかし、この販売プロセスだけはうまくいかないのです。
営業マンのマンパワーに依存している会社が、あまりにも多いのです
しかし、あるべき姿は違います。
プロセスマネージメントの考え方を、組織が十分に理解し、その考え方の上に理論を載せて、販売プロセスを科学的に分析することで、大きく効率化が図られ、成果も出てきます。
多くの会社がSFAソフトを導入し、販売プロセスの効率化を図ろうとしています。
しかし、ほとんどの企業がSFAソフトを入れても上手くいっていません。
その一番の原因は、プロセスマネージメントの考え方が、組織に浸透していないからです。
SFAソフトは、導入しただけで変化をもたらすソフトではないのです。
SFAソフトは、プロセスマネージメントの考え方を組織に導入するにあたり、それを促進させるためのツールに過ぎないのです。
ここを取り違えている企業があまりにも多いため、日本企業の多くのSFAソフトは、導入損になってしまっているのです・・・