ランキンランキン

先日、何気に初めて『ランキンランキン』というお店に行ってきました



このお店は、東京急行電鉄が運営しているもので、東急グループの店舗が制作する分野別の売上ランキングや、オリコンなどの「ランキング調査会社」より提供されるデータを基に、それらの上位、つまり流行品といえる製品のみを店舗においているという、そんなお店です。



ですから、いろいろな商材における売れ行き商品、ベスト5ぐらいまでが、店内所狭しと陳列されているのです



このお店を訪れて私が感じたのは、このお店はお客さんが『迷って買う』お店だなということです



やはり、人間の心理として、迷ったら、『今日はやめておこう』というように、迷ったらやめるという風に考える方が多いですよね。



では、こうしたランキングをもとに商品を陳列したらどうなるでしょうか



すると、『ランキング上位の商品だから、皆使っている』という安心感、そして、『それじゃあ、購入しよう!』というような、購入意欲を呼び起こす行動をも引き出すんですね



つまり、ランキングというのは、購入するというアクションを起こす際に、大きな判断材料の一つになっているんですね



特に、日本人、とりわけ女性は、こうしたランキングに弱いですから、こうしたお店が女性客に与える影響というのは、結構大きいと思います



そんな日本人女性の気質もあるせいか、店内のお客さんはほとんど女性でした



@コスメのように、インターネットでランキングを載せている商材も多いですが、この時代にこうしたリアル店舗で、ランキングをもとにした店作りをするというのも、なかなかおもしろいものだなと感じたひと時でした