会津若松から全国へ

先ほど、何の番組かは忘れたんですが、テレビで観たことについて、投稿しようと思います。



皆さん、突然ですけど、木刀ってどこで売っているかご存知でしょうか



って聞かれてよく考えてみると、案外普通の街中で売っているのって、見かけたこと無いですよね



でも、どっかで見かけたような・・・



そう、それは観光地なんです。



ね!言われてみれば、という感じじゃないですか



たしかに、観光地のお土産店さんに行くと、よく売っていますよね。



まあこの木刀ですが、一見誰が買うのって思いますけど、案外売れてるんですって



外国人観光客の方々の影響なんかもあるんですかね



さてさて、本題はここから!



では、この木刀ですが、どこで作っているのでしょうか?



よく、木刀の柄の部分には、それぞれの観光地の名称が刻印されていますから、それぞれの観光地で作っているのかと思いきや・・・



何と、全て福島県の会津若松で作られているんですって



会津と言えば、白虎隊が有名な地



そんなこともあり、昔から木刀などの生産がされていたようなんですが、昔のチャンバラブームなどもあり、木刀のニーズが出てきたらしいんです。



そこで、この会社のオーナーが何をしたかというと、全国の観光地に、木刀を取り扱ってもらえるよう、自ら行脚したしたんですって



でも、その甲斐あって、今や全国各地の観光地で、この木刀が売られており、この会津の会社の一人勝ちの状態なわけです



ですから、観光地の刻印のからくりも、単純にこの会津の会社で刻印されているだけなんですって



世の中のニーズが膨れ上がってきた時に、どれだけいち早くマーケットに対して仕掛けられるか、このことの重要さを思い知らされた会社ですね。



今では、世の中のニーズの移り変わりも、以前より格段に早いですから、顕在化されていない、潜在的なニーズに対して、どれだけ敏感になり、仕掛けられるか、この感覚を常に研ぎ澄まさなければなりませんね



実は、私も福島県出身ですが、会津で木刀が作られているとは知りませんでした



賢い企業が、世の中にはたくさんたくさん存在しているんですね〜