ネット販売の台頭
最近、新聞を見ていても、企業の中間決算の記事をよく見かけます。
そんな中、昨日は証券大手三社の中間決算発表があったようですが、その結果は三社揃って減益らしいですね
逆に好調なのは、ネット専業でやっている証券会社
ところで、証券会社の販売プロセス、営業プロセスは、古いということがよく聞かれます。
やはり、この証券会社や化粧品会社など、お客様が店頭に行く価値の無い業界は、ネット販売や通信販売に人気が集まるんですね〜!
化粧品も、意外と店頭に行きたくないという女性が多いんです。
化粧品会社各社が美容部員に販売ノルマを課しているため、店頭がカウンセリングの場(知る場)ではなく、売る場になってしまっているからです。
ですから、押し売りになってしまうんです。
そうなると、お客様は店頭に行きたくありませんよね
結果、ネット販売や通信販売が伸びるわけです!
そこにようやく気づき始めたのが資生堂だなと、私は最近観察しています。
資生堂は、今年になって、美容部員のノルマを撤廃しましたからね。
店頭を売る場から知る場へと、シフトさせ、お客様が店頭に来る価値を見出そうとしているんでしょうね。
おそらくですが、資生堂はこれまで団子だった化粧品業界でも、一歩抜け出すでしょうね。
他の会社が、気付いていませんから。。
資生堂は、現在の社長になってから、ブランディングや販売プロセスの再構築等、マーケティングに力を入れていますが、この売り方の変革が求められている現代において、すごくうまい変貌を遂げたなと感じます!
インターネットが大きな力を持つ現代ですが、人と人が接するアナログな部分の価値を、もう一度作り直さなければならないですね。
人間だからできることは、どのようなことなのでしょうか??